2022年03月08日
養護・障がい事業部
児童養護施設・児童心理治療施設ひまわりの家
○主な行事
・2/3 節分
みんなで恵方巻を食べ、豆まきをするのがひまわりの家の節分です。今年は各ホームでサラダ巻きを作り、北北西を向いて食べました。豆を投げて的当てゲームをしたホームがあれば、元気な大きい鬼がやって来たホームもあり、みんなで楽しく退治しました。
恵方巻の起源には諸説ありますが、愛媛県ではもともと、節分にお寿司を食べる風習があったそうです。文化は少しずつ形を変えていくものですが、できれば昔からあるものも大切に、次の世代に伝えていきたいなと思います。施設の子どもたちが大人になる頃にはどんな節分になっているのか、ちょっと楽しみです。
・2/13 バレンタインチョコ作り
お菓子作りが上手な心理治療施設の女の子たち。バレンタイン前の日曜日にチョコを作りました。板チョコを包丁で刻んで湯せんで溶かし、型に入れてデコレーションをすると、とってもかわいく仕上がりました。
できたチョコはラッピングをして、男の子たちや男性職員にプレゼントしました。気持ちのこもったプレゼントで、受け取る方も、渡す方も、みんな幸せな気持ちになりました。
・2/20 愛媛児童福祉施設連合会 スタートアップセミナー
オンラインで行われたセミナーに、春に施設を退所する高校3年生2名が参加しました。
ZOOMは各高校で習ったり習わなかったり…だそうですが、教え合いながらすぐに慣れ、さすが現代っ子と感心しました。施設でも職員の研修や会議、子ども向けのイベントがオンラインで行われることが増えており、職員たちも試行錯誤しながら頑張っています。
この日はSNSとの上手な付き合い方や、ビジネスでのコミュニケーションの取り方について、実践を交えながら教えていただきました。春から始まるそれぞれの生活を思い浮かべながら、真剣に話を聞いていました。
・2/23 卒園祝い会
3月の卒園・卒業祝い会に先駆け、みんなより一足早く卒園する高校3年生のお別れとお祝いの会をしました。交流ホールに集まった養護・心理の児童の前で、施設での思い出と、これからの抱負を書いた作文を立派に読み上げました。子どもも職員もそれぞれに、幼い頃から今までのいろいろなことを思い出し、しんみりする場面もありました。
在園中は学業も部活も、毎日一生懸命頑張りました。実は昨年度から高等教育の修学支援新制度により、社会的養護の出身者が専門学校・短大・大学等へ進学しやすくなったところです。その流れの中でいち早く進学を決め、後輩たちに新しい道を示してくれました。
新しい生活では、きっとたくさんの出会いがあり、実り多きものになることでしょう。毎日元気に楽しく過ごせるよう、心から願っています。
○2月の福祉協力者の皆様
・TOM×2様
・一般財団法人みらいこども財団様
・門司一徹様
以上、たくさんのお力添えをありがとうございました。
○苦情解決のお知らせ
2月はありませんでした。