2013年01月31日
本部
の2日間、エイト保険の別宮さん・損保ジャパンの久保さんをお迎えし、
「交通事故を防止するために」と題しまして、日ごろ業務において、公用車等の運転をされる職員さんを中心に、
約220余名が両日に分かれ、安全運転講習会が行われました。
日々の送迎、利用者様との外出等、何かと公用車を運転する機会が多い今日。
利用者様が安心して乗車していただくためにも、私たち職員は安全運転に心掛けなければなりません。
講習会は
「交通事故に伴う法律上の責任」、「高額賠償判例」「交通事故と企業責任」「交通事故による企業の損失」
「事故の要因分析」「動体視野(注意)の範囲」「どこで人間はエラーを犯すのか」「防衛運転とは」・・・
など、具体的に話をしていただきました。
「事故の要因分析」では、
事故の3要因 1.運転者的誘因 97.9 %
2.自動車構造による誘因 0.7 %
3.環境的誘因 0.5 %
とされ、その中でも 運転者的誘因では、● 怒り、悩み、いらだち
● 不注意、脇見
● 能力過信、能力未熟
● 過労、居眠り
● 病気、薬物、酒酔い等心身不調
が挙げられ、ほぼ100%人が要因に関係をしているそうです。
「防衛運転とは」では、
1.自分は事故を起こさない
2.他人に事故を起こさせない
3.事故に巻き込まれない
防衛運転の具体例として、
① 自分の存在を相手に知らせる意識を持つ
ヘッドライト、スモールライト、ハザードランプ、ウインカー、ブレーキ、クラクションの活用
使用例:パッシング、ポンピング、駐停車時、渋滞時、薄暮時
② 何かを感じたら、構え運転(ブレーキの上に、足をのせて走る)
③ 動作急変の排除(右左折、車線変更、加速、追越し、停車時等)
④ こんなことは、四(し)ない運動
(1)夜更かし、二日酔いは、しない (体がすべて基本)
(2)心配事、悩み事は、つくらない
(3)運転中の携帯電話はしない。でない(留守電セット)
(4)「おい、焦るな!疲れたら休め}を忘れない
等の話をしていただきました。
また、事前に全職員「損保ジャパンドライバーチェック」のアンケートに答え、この講習会に臨みました。
アンケート結果を基に、各自の運転特性(安全運転度)を
① 交通環境適応度 (周囲への気配り)
② 安全態度 (安全運転への心構え)
③ 情緒安定度 (心のおだやかさ)
④ 衝動抑制度 (慎重さ)
の4項目で診断し、A〜Eの5段階の評価を受け、そして一人ひとり「安全運転へのアドバイス」もしていただきまし
た。皆さん、自分の診断結果を食い入るように見ておられたのが、印象的でした。
講師の久保さんからのお話にもありましたが、
ということを念頭に置きながら、運転者一人ひとりが
「安全運転へのアドバイス」も参考にしつつ、事故防止に繋げていきたいと思います。
最後に 、別宮さん・久保さんに
ではないかと思いますので、一人ひとり交通法規の遵守を心掛け、お二方にお目にかかることがないよう安全運転に
努めていきたいと思います。
ちなみに、この講習会の日も雪が降る寒い夜でした…。