2019年08月29日
本部
今年も児童事業部では、入職1年目・2年目を対象に、年3回の『新人・新任職員研修会』を予定をしております
残念ながら、第1回目の研修はおジャマすることが出来ませんでしたが、資格取得者の先輩職員を講師に招いての『ミュージックケア』、各グループにアドバイザーとして先輩職員・OJTリーダーが入り、日頃の保育の悩みを先輩と語っていただき、情報の共有・交換をした『グループワーク』といった内容で開催をされておりました 研修会の様子が下記になります
先日行われた第2回目は、今年も八幡浜市を拠点に活動されているカウンセリングルーム ラ・クール 代表 清水展子先生を講師にお迎えし、「心の援助者として大切なこと」をテーマに開催されました
まずは『構成的グループエンカウンター(SGE)』。構成的グループエンカウンター(SGE)※1では、「ふれあいと自他発見」を目的とし、エクササイズを通して、交流を深めていきました
※1:構成的グループエンカウンターとは、リーダーの指示した課題をグループで行い,そのときの気持ちを率直に語り合うこと「心と心のキャッチボール」を通して、徐々にエンカウンター※2体験を深めていくものです。
※2:エンカウンターとは、ホンネを表現し合い、それを互いに認め合う体験のことです。この体験が、自分や他者への気づきを深めさせ、人とともに生きる喜びや、わが道を力強く歩む勇気をもたらします。
続いては、”自分を知る”ということで、エゴグラムを使って、交流分析をしました。直感で50問を答えていきました
結果を各自でグラフ化しましたが、低いと思ったら、項目を見て、意識して子どもたちと楽しく遊べる自分を作りましょうと、ご助言をいただきました
最後に、絵本の「ころべばいいのに」「HSC子育てハッピーアドバイス」の2冊の本をご紹介いただきました「HSC子育てハッピーアドバイス」は、HSC~ひといちばい敏感な子~が増えてきているようで、『この本が保育園にあるといいですね』と言われておりました
子どもだけでなく、大人はHSP~人一倍敏感な人~と称され、発達障がいと間違えられることもあるようで、周りの方に理解していただかないと「生きづらさ」を感じる方も多いようです
恥ずかしいことですが、私自身、初めてHSC・HSPという言葉を知りました。今回、清水先生の話を伺い、より深く知りたいと思い、現在、色々検索しているところです
研修会終了後、保育士からの質問にもご丁寧に対応していただきました
清水先生、ありがとうございました
皆さん、お疲れさまでした