お知らせ

2017年08月22日

老人事業部

特別養護老人ホームあけはま荘

燈下に踊る

あけはま荘駐車場に櫓が組まれ、提灯が飾られます。

今年も「渡江の歌舞伎くずし」とともに「あけはま荘盆踊り大会」の季節がやってきました。

時に平成29年8月17日。

 

この日は、朝早くから、渡江盆踊り保存会の皆様の協力の下、会場の準備が整えられました。

 

天気は上々!その他のちまちました準備が進められる中、後は本番を待つばかりとなりました。

 

しかし、夕刻。これから盆踊りがあるというのに空模様がなんだか怪しい・・・

上々だった青空は雲に覆われ、風が強くなり、大粒の雨がバラバラと。

 

 

しかし、外に出る為に玄関に集まったご利用者の祈りが通じたのでしょうか、すぐに雨は止み、今年も恒例の盆踊りを開催する事が出来ました。

 

司会進行は行事委員会メンバーです。

施設長挨拶が行われ、あけはま荘盆踊り大会の開会です。

 

ご利用者のご家族や地域の方もたくさん来られるなか、まずは、職員とご利用者が「炭鉱節」を披露。盆踊りの定番ですね。

今年はいつもよりご利用者の参加が多く、駐車場に描かれたトラックを1周する前に曲が終わりました(^_^;)

 

さぁ、続いては以前の「夏祭り」で披露した「ソーラン節」です。

フォーメーションチェンジや隊列による変化など、夏祭りからパワーアップしたソーラン節が披露されました。腰は落とせなくてもアイデアは湧きます。独自の進化を遂げた、あけはま荘のソーラン、まさしく「あけはま荘ラン」・・・失礼しました。

 

さて、興奮冷めやらぬ中、お待ちかねの「渡江の歌舞伎くずし」へ続きます。

今年も渡江盆踊り保存会のみなさまにお越しいただき、「歌舞伎くずし」を披露していただきました。この「歌舞伎くずし」は、渡江において明治時代からずっと伝統が受け継がれています。

 

昨年は施設長と副施設長の名コンビが見られましたが、今年はそのようなサプライズはありません。けれど渡江出身の職員さんは今年も踊ってくれました。

お題目は「勧進帳」だそうで。

 

小学生の子どもたちから大人の方たちまで、大勢のみなさんが艶やかな着物を着られて、歌舞伎の名場面を演じられ、目の前で繰り広げられる舞は本当に見事です。

橙色の明かりに照らされて、口説きにあわせて踊る様を眺めるご利用者も橙色に染まっています。それはまるで、夢のような―――

 

夢幻のひと時は過ぎ、行事委員会の挨拶で来年の8月17日へ繋ぎます。

来年も「歌舞伎くずし」をみんなで一緒に観られますように・・・

 

渡江盆踊り保存会の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

「あけはま荘」次回は8月29日頃を予定しています。

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