お知らせ

2017年07月12日

老人事業部

特別養護老人ホームあけはま荘

救命の心得

道を歩いていて、急に意識を失う方に出会う確立は、そう高くはないかもしれませんが、高齢者施設において、心肺蘇生法が必要になる場合に遭遇する確立は、そう低くもありません。

今年度も5月から7月の間に、あけはま荘グループ全職員を対象にした救急救命講習が行なわれました。年に一度の救命救急講習、職員人数が多いので3回に分けての実施となります。

消防から来た救命士の先生の下、この地域の救急における不利な点が説明され、そのため、救命行動がいかに大事かという事が伝えられました。

呼吸や心臓が止まった際に行なう、心臓マッサージや人工呼吸、AED(自動対外式除細動器)による電気ショックといった心肺蘇生法を中心に緊急時に必要な処置を学びました。心肺蘇生の実技訓練では訓練用の人形を使用して行いました。

今回は、消防の方がモデルになった、「実は呼吸が見られるが、分かりづらいケース」が行われるなど例年とは違ったアプローチなどがみられます。ご利用者の「もしも」の時に、適切な救命処置が出来るように、慢心することなく、何度も繰り返し実習しました。

最初に記したように、高齢者施設において、心肺蘇生法が必要になる場合に遭遇する確立は、そう低くもありません。いざという時、学んだことを冷静に活かせるように、とても大切な講習となりました。

 

お忙しい中、西予市消防署の明浜出張所の救急隊の方々ありがとうございました。

 

「あけはま荘」次回は7月18日頃を予定しています。

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