前夜から続いていた雨も昼前には上がり、日差しが戻ってきた頃、施設方面に黒い煙が上がりました。
煙は白から黒になっていくにしたがって有害な物質が多くなっていくのだとか。しかも、火災の煙は温度が非常に高く、煙に巻かれることは窒息だけではなく、火傷も伴うことになります。・・・火災!?
非常警報。初期消火。慌しくなる人々の行動。素早い判断。初期消火断念。
避難誘導に切り替え。煙を遮断すべく全ての廊下側の窓は警報発令時に閉められており、外への窓は全て開けられ、直ぐにでも出られる(外からの救援を得られる)体勢へ。急げ、急げ。
・・・お気づきだとは思いますが、火災避難訓練です。
昨年度終盤の話になるのですが昼中の火災を想定した避難訓練が行われました(ですので、既に異動された職員さんが写っています)。
マニュアル通り、というよりも実際に火の手が上がったら、を想定した、素早い判断の切り替えが今回の訓練のポイントでした。
煙の怖さをあらかじめ消防職員さんから伺った上での訓練のためか、煙をシャットアウトする行動は以前の訓練より随分早くなっていました。
だからといって、万全で安心と、慢心してはいけません。
日頃から、非常事態を想定した情報の確認を怠らず、まずは、少なくともヒューマンエラーによる災害は絶対に起こさないという心構えを持ちましょう。
避難訓練の後は消火器の使い方講座でした。風が強い中、風上から(ココ重要)的に向かって噴射!
昨年度シリーズはこれで最後でしょうか。“あけはま荘”ブログは今後も火曜日更新予定で続いていくことが確定しました。今後とも宜しくお願いします。「あけはま荘」次回更新は4月25日頃を予定しています。