秋の気配はじわじわと浸透しつつある今日この頃、この時間はすっかり虫の声がBGMになっている中、9月の職員会はスタートします。
今回の研修はリスクマネジメント。
上半期の振り返りと8月末にあった“なぜなぜ研修”の還元です。
事故報告は作成者の感想文ではなく。事実を具体的に記し、「なぜ」そこに到ったのかを客観的事実のみで把握し、決して反省文にしないこと。
その際の問題点の把握はS(software:ソフト)H(hardware:ハード)E(environment:環境)L(liveware:他人)L(liveware:当事者)の視点で把握しましょう。
事故発生前からの流れを時間軸でフローチャートにすると分かりやすいですよ。
それらを心に留め、危険予想トレーニングです。
ユニットごとに別れ、状況を記した絵をもとにどんな危険が起きそうか、なぜそういった状況になるのかを、なぜなぜとどんどん掘り下げていきましょう。かなり具体的なこところまで対策を決めれば好し。
結果としては全体的に「なぜ」の掘り下げが浅く、時間とトレーニングの経験値が足りないからと副施設長にフォローされつつ、掘り下げて追及しないと危険要因はなくならないと締め。
また、看護師による痰吸引講座もありました。資格取得から日が浅い方には確認の意味で、中途になれた方、熟練者にはいまさらきけない痰吸引といった再確認の意味で、また、これから資格取得に望む方へのアプローチとしての意味合いもあり、全員の前で行われました。
その後、施設長からのお話があり、土砂災害警戒情報が発令されると、生活弱者(高齢者等)の方々は避難出来る様に準備を開始しなければならないことを把握しておくようにと述べられました。
ハイタッチは既に休まれているご利用者に配慮し、行われなかった9月の職員会でした。
「あけはま荘」次回更新は10月11日を予定しています。