2016年06月16日
老人事業部
特別養護老人ホームあけはま荘
授業を始めます。
小学校で5・6時間目というと午後の授業時間です。
この日、午後の授業時間を使って、明浜小学校4年生を対象に、あけはま荘出張授業が行われました。
「知っているようで知らない、おとしよりのはなし」
と題されたそれは、お年寄りついて考え、介護についての理解を深めていただく内容になっています。
紙芝居あり、寸劇あり、クイズありで楽しく内容についていけるようにしている他、ドキュメンタリーっぽいものもあり、ただ、楽しいだけではない現実も垣間見せます。
―――寸劇の出来は“努力ヲ要ス”だとか。舞台監督(副施設長)の眼が光ります。
また、机上講義だけではなく、実際に体験することで、お年寄りというものを知っていただきました。
西予市社会福祉協議会様には「お年寄りを体験してみよう装備セット(高齢者疑似体験セット)」が大人用、子ども用共にあり、気前よく貸し出していただけました。ありがたいことです。
これが、結構、重い!(パワーリスト・パワーアンクル・パワージャケット)、動けない!(肘拘束具・脛拘束具)、見えない!聞こえない!(ゴーグル・ヘッドフォン)。
フル装備ではどこかの特殊部隊かのようですが、鍛えている方々でも苦痛なのではないでしょうか?
ただし、そこは小学生。「見えるよ!」と言いつつ、ぶつかったり・・・(^_^;)
外した後は「身体が軽い!」と、ぴょんぴょん飛び跳ねる子どもたち。
その他に、四国医療サービス株式会社様の協力を得て、車椅子や電動ベッドの体験も行いました。
子どもたちとの意見交換では、「老人ホームに行って車椅子を押してあげたい」「介護の仕事がしたい」と言われる子もいて、なんとたのもしい!
楽しくも充実した出張授業でした。