《介護のバトンを繋いだあとは花ぶさ苑応援団の一員になった》

　　　　　　　　　　　　　　福祉の里デイサービスセンター　施設長補佐　松浦比呂子

　6月29日から7月31日までの約1ヶ月間被災地福島県広野町の「特別養護老人ホーム花ぶさ苑」で派遣者として介護に携わってきました。（花ぶさ苑は福島第一原発から南に約22キロに位置します。）

　被災から１年１ヶ月後、昨年４月に再開した花ぶさ苑に対し、同年8月全国の施設から職員派遣が始まったそうです。　今花ぶさ苑には３人の派遣者が入っています。７,８,９の３ヶ月をサポートするのは私たち西予総合福祉会、鳥取、長野の施設の方々です。これまでにも、青森・千葉・京都・山口・島根など全国各地からの支援の手が花ぶさ苑を支えてきました。西予総合福祉会は私のあとに松葉寮、皆楽園、あけはま荘から合計４人の職員がこの介護のリレーのバトンを繋ぎます。

　「《ふつうの暮らしができるようになること》がいまの花ぶさ苑の目標です」と初日のオリエンテーションで伺った言葉が、いまも強くこころに響いています