今回は、老人事業部の『高知県　ＮＬＣ（ノーリフティングケア）視察研修』について、ご紹介したします

老人事業部では令和3年度よりノーリフティングケアを導入し、

事業部全ての事業所への普及を目的としたグループ『ノーリフティングケアLabo（現：にしふくLab。）』を立ち上げ、

介護職員の腰痛予防・双方の負担の少ないケア方法、介護のイメージアップ等を目標に推進している中で、

職員から「先進的な取り組みをされている施設を見学したい」という希望が多く寄せられ、

このたび、1泊2日の視察研修が実現いたしました

1日目の午後

2日目の午前

午後

ナチュラルハートフルケアネットワーク　様は

「どんな状態でも（病気や障害の有無を問わず）どこで暮らしていても（病院や施設、在宅を問わず）

人としてあたり前の生活が保障される地域づくり」を目的に活動されております。

​

​ノーリフティング、姿勢援助（ポジショニング・シーティング）などのセミナーを開講されるなど

人を支えることができる人材の育成を目的とした教育メソッドを取り入れられております。

研修施設は福祉用具が各種揃えられ、

下元先生による実技指導や福祉用具の体験もさせていただきました。

実技指導中は、にしふくLab。や各施設での取り組みに活かしたいと、

下元先生からのアドバイスを一言一句聞き漏らさない

また、細かな動きを見落とさないよう記録に残す(動画撮影）など

皆さん真剣な表情で見つめられていました

ノーリフティングケアに県を挙げて取り組まれ、大きな成果を出されている高知県での視察・意見交換、実技研修は、

自分たちの取組みの振り返りもでき、目指す形を知るとても良い機会となりました

目標である「ノーリフティングケアが当たり前」を実現するために、

のちに行われた会議の中で、参加者からは

「ノーリフティングケアに対する取り組み、方向性は間違っていなかった！」

「従来の介護の手法からノーリフティングケアへ転換をしていかなければならない。

今後、経験の浅い職員（新人職員）に対しては、『基本はノーリフティングケア』という教育体制が必要なのではないか」

などの声が聞かれると共に、

にしふくLab。としての今後の役割・展望についても活発な意見交換がされておりました。

とても有意義な1泊2日だったようです

（福）土佐香美会 　特別養護老人ホーム ウェルプラザ高知　様

（福）高春福祉会 　特別養護老人ホーム はるの若葉荘　様

（一社）ナチュラルハートフルケアネットワーク　代表理事　下元佳子　様

ありがとうございました