2023年07月19日
養護・障がい事業部
児童養護施設・児童心理治療施設ひまわりの家
○主な行事
・6/27 ひまわり種まき
今年も希望の森の皆さんと種まきをしました。天候不順で急遽日程の変更もあり、子どもたちは参加できませんでしたが、皆さんとお話しながら、楽しくいい汗がかけました。タオルや飲み物もいただき、ありがとうございました。ひまわり畑では毎年子どもたちの写真を撮らせていただいており、今年も花が咲くのをみんな楽しみにしています。
と、ここまで記事を書いたところ、施設長から次の写真の提供がありました。
松葉寮を背にして写っているのは現在のひまわり畑ではなく、今ひまわりの家が建っている場所です。大きなひまわり畑の一部に施設を建設し、平成28年の3月に完成してみんなで引っ越してきました。
子どもたちに施設が引っ越すことを伝えたとき、「新しい施設は、大きなひまわり畑があるところだよ」と説明しました。ひまわりの家という名前も、「子どもたちがひまわりのようにまっすぐ明るく元気に育つように」と付けられました。毎年ひまわりを見るとあの頃のことを思い出し、背筋が伸びるような気持ちになります。
大好きな友達や住み慣れた町とお別れしての新しい土地での生活に、子どもたちも職員もみんなどきどきしていました。きっと地域の皆様も同じだったのではないかと思います。引っ越しの日、吉田と宇和を何往復もする車中で、カーテン越しの部屋の明かりや煌々とした外灯を見ながら、「ひまわり畑だった静かな土地がこんなににぎやかになるなんて、みんなびっくりするよね。」と職員がつぶやいたのを覚えています。下は引っ越し当時の写真です。
それから7年が過ぎ、施設は地域の皆様に本当に温かく受け入れていただきました。学校や部活動の送迎のときにはたくさん声を掛けていただきます。畑で取れたおいしい果物を子どもたちにと分けてくださる方もいます。愛護班の行事や亥の子にも参加させていただくようになりました。
児童養護施設はその性質上、家族から身を隠して生活しなければならない子もいますし、施設で生活していることを友達に隠している子も多くいます。そのため、完全に開かれた施設となるのは難しいところがあります。ご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、皆様が施設のことを理解して、お力を貸してくださっていることに、いつも感謝しております。
皆様のおかげで、みんなひまわりのように、子どもらしくのびのびと生活できています。私たちの力だけではとても足りません。これからも末長く、どうかよろしくお願い致します。
○6月の福祉協力者の皆様
・河野建具店様
・光教寺様
・宮平美智代様
・内藤彰信様
・片山様
・田中様
皆様、ありがとうございました。
○苦情解決のお知らせ
6月はありませんでした。
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