2012年12月12日
本部
昨年度の保育園での事故は、法人にとって過去に経験のない衝撃的なものでした。
事故後の第三者検証委員会報告や行政からの指導監査等により、危機管理体制の未熟さを痛感し、早急に体制を整えることにしました。施設長補佐を中心にコンサルタントを活用し、1年をかけて「リスクマネジメント体制の構築」を行い、
老人事業部 11/29
児童事業部 11/30
障害事業部 12/7
に事業部ごとに報告会を実施しました。
まずは、管家一夫理事長よりご挨拶をいただきました。
そして、今回リスクマネジメントシステム構築にあたり、ご尽力いただきました
社会保険労務士法人 あすなろの上野先生
リスクマネジメントシステムの目的としては・・・
リスクマネジメントマニュアルは、各施設で構築したリスクマネジメントシステムを記述した文書であり、その施設のリスクを予防し、軽減することを目的として制定する。
運用と改善は・・・
リスクマネジメントを確立するため、必要な文書を作成し、実施し、システムの有効性を高めるため断続的に改善する。
方針は・・・
各施設長は、施設の活動、利用者または園児への影響を配慮し、また施設の社会的使命を踏まえ、リスクに関する活動の指針と原則を示した施設のリスクマネジメント方針を制定する。また、見直しが必要な場合は、毎年4月の職員会において行う。
ということを、法人内共通で決定し、職員間で周知いたしました。
報告会内容のほんの一部です。
報告会風景
今回の報告会を機に、職員一人ひとりがリスクに対して、今一度見つめなおす機会を持つことができました。これからはルール通りに運用されているか、期待された効果があるのかを検証しながら、定着させていきたいと思っています。
安心・安全なサービスを提供する中で、
ご利用者様一人ひとりが感じていただけるような施設づくりに努めて参ります。