2018年10月22日
本部
今年度も児童事業部では、年間3回の新人・新任職員対象の研修会が予定されています
7月の豪雨災害の関係で延期となり、9月ようやく開催の運びとなりました
第1回目の研修会は、今年も講師として、八幡浜市を拠点に活動されているカウンセリングルームラ ラ・クール代表 清水展子先生をお迎えし、「楽しく体験をしながら資質の向上を図る」をテーマに入職1年目・2年目の職員が集い、開催されました
最初のプログラムは「SGE」
※SGE…構成的グループ・エンカウンター。エンカウンターは「出会い」という意味。出会いとは、縁を大事にした「ふれあい」のこと。ホンネとホンネの交流をするという意味で使われます。
握手を通して、お互いがお互いに心がちょっと落ち着くように…背中合わせの会話では、色を念じる人、その念じる色を感じとる人に分かれます。お互いの心と心が感じあい、1回目より2回目の方が、一致されたペアが多かったです
続いては「気持ちボール」
気持ちボールを使う際の注意点「大人がついていないと使わないこと」を皆さんで再確認。対象年齢に併せて、集団での気持ちボールの使い方を「先生役」「園児役」に扮し、ロールプレイしながら学びました時折、保育指針を確認しながら、年齢に応じた遊び方も確認もされていました
その中で『保育指針の中には「教える」という言葉はひとつもない。子どもの力を支援する「培う」「育む」「養う」という言葉で表現されている。子ども自身が自分の力で発達課題の壁を越えていくために、私たち保育士はお手伝いしている』というお話に共感しました
その後は、全体で本日の学びをシェアリング
最後は、清水先生による絵本の読み聞かせ。絵本の題名は「おじさんとかさ」です皆さん、真剣な表情で絵本を見て、聴かれていました。
どんな絵本か気になるあなた…本屋さん・図書館を覗いてみて下さい
あっという間に時間が過ぎ、本日の研修を終了しました
最初は緊張されていた皆さんの表情も「ふれあい」を深めていくごとに、笑顔が多く見られ、あちらこちらから笑い声が聞かれるようになりました…研修会後も、駐車場では別れを惜しみ仲間たちの談笑する姿が目に留まりました…これからも同期同士のつながりを大事にしてほしいなと思います
清水先生、ありがとうございました
皆さん、お疲れさまでした