2016年10月21日
老人事業部
特別養護老人ホームあけはま荘
最初から二番目の真実
号外です。
それほどの衝撃が老人事業部関係者に走りました。
場所は宇和町小学校体育館、時刻は午後8時30分(約)、法人内職員交流会がその舞台です。
この日、平成28年10月20日、職員交流会と称した、しかして実態は、交流とは言っても事業部としての団結力を再認識するためのイベントが行われました。他のグループは敵だ(笑)。殺気立った(和気藹々とした)雰囲気の中、競技が始まります。
今年度の実行委員会は、自らの悲劇や、あるいは秘めておきたかったかもしれないことをネタに頑張っていました。お疲れ様です。
さて、競技は、「綱引き」「OXクイズ」「玉入れ」「ボール運び」「ジャンケン大会」と、知力・体力・時の運という往年のウルトラクイズが思い起こされそうな要素(偏りはありますが:笑)満載で、この順番で進んでいきました。
チームは「老人A」「老人B」「養護・障がい」「児童・事務局」の4つに分かれます。大体、力自慢や若者が多い「養護・障がい」や「児童・事務局」が強く、「老人AB」は下位に甘んじています。頑張っているのですが。
我らがあけはま荘は「老人B」に所属しています。チームメイトは他に「游の里グループ」「ケアハウスはまゆう」「三楽園」です。
ともかくも今回初披露のグループオフィシャルポロシャツをその身にまとった戦士たちは、カラフルな戦隊ヒーローのごとく舞台に舞い降りたのでした。
最初の種目、綱引き。男性は相手方チームの後方に位置し、開始の合図と共に自陣へ走り、参加します。・・・これ、あるいは最初の女性陣の力の差で8割決まっているような気もします。引っ張られてしまってから逆転するのはかなりの困難を要すからです。
1回戦・・敗退。続く2回戦・・敗退。老人Bは最下位からのスタートとなりました。この時点でのトップとの差、60点。
続くOXクイズ、ピンクの彼氏がいいところまでいったのですが、結局、得点は入らず、トップのチームも大量得点を挙げることができず、あまり差は開いていません。
事態が動き始めたのは第3種目、玉入れです。音楽が鳴っている間だけ玉を入れられるというルール。止んだら開始点に戻らなければならないのですが、3度の音楽時間のタイミングが微妙に狂わせられるので皆大変。このとき老人Bは“覚醒”しました。2回戦とも大量得点で他を圧倒しての勝利!
100点を獲得し、猛追尾が始まります。
そして第4種目。ボール運び。頭の上から後ろの人にボールを渡し、列の後方に移動して前から渡ってきたボールを後ろに回して進んでいく競技です。チームワークがものを言うこの競技、ウチの副施設長の策略で、2回戦ある内の一つをあけはまグループで固めました。策略ははまり、大勝利。
続く2回戦目(事業所固め無し)も勝ったため、策略の問題ではなかったのかもしれませんが(笑)。
ともかくこの種目も100点を取り、2連で100点を獲得した老人Bチームは精神の高揚を隠し切れません。熱量がすごいです。
最期は時の運、ジャンケン。
男性・女性・混合で行われた競技では各回一人は残るという快挙ではあったのですが、他チームはどれかでそれなりに残っていたため、大きく引き離すことも離される事も無く終了しました。
前方に張られた得点表から既に計算して結果が分かっている方もちらほらいたのですが、やはり委員の発表を直接聞くのはいいですね。
1位は養護・障がいチーム。最初の綱引きを獲った後、各競技1位は取れなくてもタイトに高順位を確保していたのが効いたようです。
追尾するも及ばず。
というわけで老人Bは2位でした。え?老人事業部が2位!?
これは歴史的快挙で、元老人事業部長の常務が驚きの声を上げていました。
来年は、行くぜ1位!