お知らせ

2016年06月30日

養護・障がい事業部

障害者支援施設 松葉学園

パート職員研修~思いっきり支援がしたいぞ~

6月24日に松葉学園・希望の森のパートさんを対象に研修を行いました。

目的として、「障がい事業部に必要な人材を育てる。パート職員に、基礎的な専門知識を確認してもらう。」でした。

人数が多かったため、昼の部と夕方の部の2つの場で研修を行いました。

昼の部はひまわりの家で行い、夕方の部は松葉学園で行いました。

私は夕方の部に参加させていただきましたので、その様子をお伝えさせていただきます。

テーマが「思いっきり支援がしたいぞ~障がいかんかく体験~」と題しまして、講師はぽのぽの児童発達支援管理責任者の兵頭由弘氏、中堅職員のホープである希望の森の水口翼氏が行いました。

参加者は13名のパートの方で3班に分かれて行いました。

最初に兵頭さんの方から今回の研修会の説明などを行いました。

※内容に関しては資料をつけます。

また今回は文字が見えにくいので画像をクリックしたら、アップで見れますのでご利用ください☆

自閉症体験「音」では音楽・ギターと歌・効果音が爆音で流れ、その中でクロスワードの問題を解いていただきました。

各班、大きな爆音で苦笑いを浮かべられながら問題に取り組む姿が印象的でした。

中には少ししたら慣れたという方もいましたし、うるさくて集中できなかったという方もいらっしゃいました。

自閉症の方は多くの情報が一気に頭に入ってきます。またどの情報が今必要なのかもわかりにくいです。話すときは静かな場所で落ち着いて話すことがポイントですね☆

続いての自閉症体験は「イマジネーションの困難さ」というもので、母と倅の会話を聞きながら、チグハグな会話を聞いてどう感じたか、各班発表していただきました。

母が曖昧な言い方をし、それを理解出来ないと言うものでした。

例えば「あとで」…1分後?2時間後?いったいどれくらい先なのでしょうか?また「この前」…これも昨日なのか1週間前なのかわかりづらいです。わかりやすく具体的に伝えることが大切ですよね☆

最後の体験ですが「コミュニケーションの困難さ」と言うものを行いました。

言葉は「あいうえお」だけで、身振り、手振りはOKという条件で指示を出す人だけがブロックの形を見ながら、正しい形に指示を出していきました。

各班から強弱をつけた「あいうえお」の声が広がりました。指でブロックを指しながら「あー!!」「うーう。」「おー!!!」と言ったように限られた言葉だけで表現したり、身振り手振りをしっかりと行うグループがありました。

中には「違う!…あっ(汗)」のような声に出してしまう方もいらっしゃいました。

ではどのような形になったでしょうか??

なかなかいいですね~☆

ありゃ~少しコミュニケーションがとれなかったかな??

素晴らしい!!しっかりと指示を出す人も伝えられましたね☆

このように、言葉以外の情報を伝えるのは難しいことだと感じたし、なかなか伝わらない・理解できないことでお互いが少なからずストレスを感じるような感じもありました。

今回の研修で色々な事を学べました。

今後に活かすために初心を忘れないこと、しっかりと利用者さんと向き合うことを確認できました。

最後にOJTの委員長の末光統括より

「利用者さんの障害特性をしっかりと理解し支援させてもらうことが大切」

という言葉をいただきました。どうしてわかってくれないの??どうして出来ないの??などと思わず、それも個性なんだと思いながら、その人のペースで接して行くようにっとのことでした。

この研修を今後も活かしていけるようしっかりと取り組んで行きたいです。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした☆

 

 

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