お知らせ

2014年10月21日

本部

高校へおジャマしてきました!!

平成26年10月10日(金)、愛媛県立宇和高等学校よりご依頼がありまして、                                                                                                       人権・同和教育研修会にて

高齢者といかに付き合うか〜認知症のいろいろ〜

と題して、当法人の特別養護老人ホーム皆楽園 ・ デイサービスセンター皆楽園の職員が、3年生及び教職員約120名の方を対象にお話をさせていただきました

まず「認知症とは」「認知症の定義」「認知症の原因疾患」「物忘れと認知症の違い」「認知症の人の行動」など、説明がありました

認知症についての説明の後は、これから、実際経験するかもしれない、もしかしたら既に経験されているかもしれない…と、簡単なお芝居を見ていただきました

まずは朝食風景です

  

先ほど朝食を食べられたが、再度食事の要求があった場合、どう対応するのか…

関わりの基本姿勢としては、「驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない」です。むきになって、真実を伝えても認知症の方には伝わりません。その人の世界に入り合わす必要があります。周囲が本人の不安感や孤独感に目を向け、家族の一員として笑顔で話しかける、また本人のできることは精力的にやっていただき、家庭内での役割や関わりを豊かにし、自尊心を高めることが大切なのです

続いて、町の中で高齢者(認知症)の方と出会ったときです

                  

                  

認知症で徘徊し、行方不明などの届出は年間1万人近くいます。将来、高齢者の4人に1人が認知症及びその予備軍になると言われています

芝居の中でもありましたが、気になる高齢者を見かけたときに「何かがちがう」と気づいたとき、その高齢者の方の目を見て、優しく話しかけるなど、ちょっとした勇気ある行動が、事件や事故に巻き込まれる可能性のある認知症のある方を守ることができます                                                                           まずは「おはようございます」「こんばんは」のひと声から…。

                                                                                      介護の仕事は大変だと言われている今日ですが、                                                      ご利用していただいている方々の笑顔やかけていただく

「ありがとう」                                          

の言葉に勇気づけられ・励まされ、そしてやりがいを感じながら福祉の現場で働いています

今回、ご縁があって、地元宇和高校の生徒さんに「認知症について」お話をさせていただきました                                                                                            核家族化が進む今日で、高齢者との関わり方が分からない・・・という話も聞いたことがあります。今日を機に、高齢者そして認知症の高齢者の方々のことをより身近な存在として、感じていただければ幸いです

このような機会を設けていただき、

ありがとうございました

             〜最後に生徒さんから心温まるお言葉をいただきました〜

「介護現場」ってどんなところかなと、興味のある方…いつでも遊びに来てください                                                                                  

職員一同、お待ちしております

 

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