2023年03月02日
養護・障がい事業部
児童養護施設・児童心理治療施設ひまわりの家
○主な行事
・2/3 節分
ひまわりの家の恵方巻は、子どもたちも食べやすいサラダ巻きです。手巻き寿司のように自分で巻いて、南南東を向いてしゃべらないように食べました。余談ですが、手巻き寿司はみんなの好きなメニューの上位です(昨年度末のアンケートより)。1位はこのページの最後で発表しますので、当ててみてください!
そのあとは豆まきをしました。お面を作って交代で鬼になり、みんなで豆をまいてやっつけました。また一年、良いことがたくさんありますように!
・2/8 施設内虐待防止研修
ひまわりの家は5つのユニットに分かれており、それぞれに随時1~2人の職員がいます。日々の生活の中で、子どもたちに対して人権を侵害するような声掛けや、行き過ぎた指導はあってはなりません。でも、もし不適切なことがあったとしても、職員が一人だと、自分で自分の間違いに気付けないかもしれません。また、相手にストレスを溜めさせることを危惧して、職員同士で指摘がしづらいこともあります。そこで、委員が中心となり、定期的に虐待防止の学習会を開いています(必要に応じて、子どもたちからの聞き取りも行っています)。
この日は愛媛県福祉総合支援センターの森岡利勝自立支援コーディネーターに、「三つの家」によるアセスメント法について講義と実技指導をしていただきました。三つの家とは、子どもの目から見た自分の現状と、子どもが望むことを視覚化したものです。今の生活における不安なこと、嬉しいこと、将来こうなりたいことをそれぞれ子どもと一緒にシートに書き出し、それをベースに子どもに合った支援を考えていきます。
施設に入所する子どもは不安でいっぱいです。入所してからも、家族のことや将来のこと、学習など、みんなそれぞれに心配や苦労が絶えません。そんな子どもたちの気持ちをちゃんと理解して関わりたいと思いました。また、施設だけで考えるのではなく、然るべき機関と一緒に解決していけることもあると改めて気づきました。それぞれの職員がいろいろな感想を持ったと思います。大切なお子さんを大切な時期にお預かりしていることの意味を胸に刻む時間になりました。
・2/11・12 バレンタインチョコ作り
心理の女の子たちが可愛いくまのチョコマフィンを作り、男の子や職員たちに配りました。養護の方は学校のお友達やきょうだいに渡すチョコを作る子もたくさんいて、施設中に甘い香りが漂いました。渡す側ももらう側も、嬉しそうにしていました。
○2月の福祉協力者の皆様
・NPOなないろ様
・そらまめ文庫まろ様
・藤田育秀様
・藤川智子様
・一般財団法人みらいこども財団様
・田中精肉店様
・2/14に、株式会社こころに夢取締役 河野遼兵様が来園されました。河野様は伊方町(旧瀬戸町)出身の冒険家・河野兵市様のご子息です。お父様と、その遺志を継いだご家族が書かれた絵本「おうちへ帰ろう」を寄贈してくださいました。
・2/16に一般社団法人愛媛県建設業協会青年部様が来園され、寄付金をいただきました。子どもたちのために大切に使わせていただきます。
○苦情解決のお知らせ
2月はありませんでした。
※ひまわりの家の一番人気メニューは鶏の唐揚げです。手巻き寿司は長い間一位だったのですが、施設が引っ越してホームで調理ができるようになり、揚げたての唐揚げが食べられるようになってから入れ替わったようです。手巻き寿司は自分で作る楽しさもありますよね!キッチンが身近になり、子どもたちのお料理への関心が満たされてきているのも、逆転の理由の一つかもしれません。みんな毎日本当によくお手伝いしてくれます。
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